スズキの軽トラック「キャリィ」とは

キャリィは1971~2009年まで、39年間一位をキープしており、長らく一位の座に輝いていた人気車種です。
下記の車種にOEM提供もしており全てを合わせると4車種となります。
このページでは、キャリィの特徴を主にご紹介します。
是非、お車選びの参考にしてみてください!!

1.主要スペック

全長 (mm)
3,395
最低地上高(mm)
160
全幅 (mm)
1,475
車輌重量(kg)
680~740
全高 (mm)
1,765
最大積載量 (kg)
350
荷台 長さ (mm)
1,940
乗車定員(名)
2
荷台 幅 (mm)
1,410
トレッド幅 前 (mm)
1,305
荷台 高さ (mm)
290
トレッド幅 後 (mm)
1,290
ホイールベース(mm)
1,905
タイヤ
145R12-6PR LT

2.12代目新型キャリィの特徴

12代目新型キャリィは 2013年 8月に発売され、約14年9ヶ月振りのフルモデルチェンジを行いました。販売価格は 684,720円~1,210,680円。

  1. AGSを新たに搭載。AT免許でも運転可能
  2. 大幅な軽量化の実現
  3. 荷台が低く、荷物の積み下ろしが楽に
  4. 広々とした荷台
  5. 重量物にも耐えられる強化リヤサスペンション
  6. 圧倒的なトルク
  7. 多種多様に使えるロープフック
  8. 片手で動くパワーステアリング
  9. 純正オーディオ

2-1.AGSを新たに搭載。AT免許でも運転可能

AGS(Auto Gear Sift)とは、マニュアル車でありながらもクラッチ操作を行うことなく、任意にギア位置を選択可能なシステムです。このAGSにより、MT車でありながらAT限定免許でも運転可能となりました。

標準3速ATでは16.8km/Lである燃費も、AGSでは20.2km/Lと、3速ATと比較して、およそ15%もの燃費向上を達成させました。標準5速MTは18.6km/Lであることからも、いかにAGSが優れた燃費数値を達成できているのかお分かりいただけるでしょう。

軽自動車として、日本国内でのAGS採用は初であり、常に革新的な技術、アイデアを盛り込むスズキには目を見張るものがあります。
更に、軽トラックとしては史上初である、「平成27年度燃費基準+10%」を実現させました。

2-2.大幅な軽量化の実現

総重量の低減を図り、ドアトリム、ラジエーターホースの短縮、冷却水の削減等、様々な部品重量の見直しを行い、先代よりも50kgの軽量化に成功しました。

2-3.荷台が低く、荷台の積み下ろしが楽に

荷台が低く、荷物の積み下ろしが楽に。荷台高が650mmであり、軽トラックの中では最も低い設定になっています。農作物等の積み降ろしが大変容易であり、荷物の積み降ろし負担が大幅に軽減されました。また、荷台の低さから、踏み台を使用しなくとも、スムーズに乗り降りすることができます。
シートクッションを大型化し、長時間の運転でも疲労を感じにくくなった点も大きな変更点です。

2-4.広々とした荷台

それぞれ、下記の数だけ積載可能です。
軽トラックだと侮ることなかれ!! 充分な積載量を誇ります!!

ミカンコンテナ
:54個
リンゴコンテナ
:48個
ビールケース
:60個
20Lポリタンク
:40個
:縦置き、横置き、どちらも可能。

2-5.重量物にも耐えられる強化リヤサスペンション

オプション品である「強化リヤサスペンション(4枚リーフスプリング)」を選択することで、重量物を積載した際にも、リアサスペンションの減衰が抑制されます。これにより、積載重量によるリヤの下がりが抑制され、積載物が後方へ下がらなくなり安全性を向上させることが可能になります。

2-6.圧倒的なトルク

他社軽トラックと比較してもキャリィのトルクは群を抜いており、坂道・悪路でのスタックでも比較的容易に脱出可能です。
農業に携わっている方々であれば、必ず軽トラックを使用します。
田んぼや畑にスタックしてしまい、脱出困難な状況に陥るでしょう。ハイパワーのキャリィは、あなたの強い味方です。

2-6.多種多様に使えるロープフック

計19本のフックが取り付けられており、多種多様なロープ掛けを行えます。
荷台からはみ出るような木材等も強固に結び付けることが可能です

2-7.片手で動くパワーステアリング

グレードKCを覗く全ての車種に搭載されており、車重が増した状態でも用意にステアリングを切れ、女性でも力を必要としないため、作業性も向上するでしょう。

2-8.オーディオ

グレードKXにはCDプレーヤーが標準装備されており、他グレードではAM/FMラジオ付きオーディオが標準装備されております。一昔前までは、オーディオがオプション品であることも多く見られましたが、様々なコスト削減により、純正設定としてオーディオを搭載することが可能になりました。

3.まとめ

スズキキャリィの特徴は、なんといっても荷台床面地上高が650mmであることです。
荷物の積み下ろし効率が飛躍的に向上し、時間短縮、疲労軽減など、農作業を生業としている方々にとって、強い味方になります。そして、AGS採用による燃費の大幅向上。MT車よりも更に向上しているため、購入の際には、是非AGS搭載車を試乗してみましょう。

4.キャリィ 年式 形状の移り変わり

1999年まではキャリィという名称のワンボックスバンも存在していましたが、2000年からワンボックスバンの名称はエブリィへ変更されました。これにより軽トラックはキャリィ、ワンボックスバンはエブリィへと、完全に別車種となりました。初代が1961年、12代目である現行キャリィが2013年からの発売となっており、大変歴史のある車種となっています。

画像:5代目キャリィバン(引用:Wikipedia)

5代目(1972年-1976年)では、従来の開閉式からスライドドアが設定されました。
これにより、高度経済成長期による自動車保有台数の増加にも対応し、狭い駐車場などでの利便性が向上しました。

11代目キャリィ(引用:Wikipedia)

11代目キャリィでは、排出ガス規制の強化に伴い、キャブレター方式が完全に撤廃され、インジェクション方式に完全移行されました。
キャブレター方式が撤廃されたことにより、故障頻度が大幅に低下し、キャリィの安全性、信頼性にも更に拍車が掛かることになります。

12代目(現行)キャリィ(引用:Wikipedia)

初代から12代目までの、最も大きな変更点は、ヘッドライトの仕様です。
軽自動車では初となるディスチャージヘッドランプの採用で、夜間の視認性が飛躍的に向上し、街灯の無い夜間の農道でも遠くまで見渡せることが可能になりました。
また、ヘッドライトの大型化に伴い、サイドウインカーをヘッドライト内部へ一体化することで、コストダウンを図っています。 これからもキャリィは最新の技術を駆使し、より安全に、より安心へと向上していくことでしょう。

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